お葬式参列時の基本的なマナー

お葬式参列時のマナーは、一般的なビジネスシーン、あるいはプライベートでの訪問と、基本的な部分での共通点も多く、特別な予備知識を求められるのではと過剰に緊張感を覚える必要はありません。ただし、華やかな喜びの席ではありませんので、立ち振る舞いや話し声や言葉の選択など、細かい部分で注意を払う姿勢が求められます。

まずは知らされた通夜や葬儀の開始時刻に対し、少し早目のタイミングで到着すべきなのは他の色々な場面に共通しています。到着が早過ぎてもご迷惑となりますので、時間調整する心配りも大切です。また、開始時刻を待つ間の世間話も控え、話し声は小さく抑えてください。知人と顔を合わせた際の挨拶も、会場内では黙礼にとどめるのが礼儀です。時折いわゆる談笑状態の参列者を目にすることありますが、これは完全に非常識なマナー違反です。

ご遺族におくやみを述べる際にも、他の参列者に配慮から、自分だけが延々と語り続けないよう配慮が求められます。声のトーンを抑え目に、簡潔に定番の言葉を伝えるだけで十分に気持ちは伝わります。また、挨拶を述べた後にはお辞儀を忘れないでください。

次に受付での立ち振る舞いですが、お通夜で既に香典を手渡している場合、受付で香典を預かっていない場合など、色々なシチュエーションが想定されます。香典の受付が見当たらない場合は、遺族に挨拶を述べた際に手渡すか、焼香の際に祭壇に供える形で届けてください。他の参列者がどのように立ち振る舞っているのかを確認しながら、臨機応変な対応が望まれます。また、香典を直接手渡す際には、ふくさから取り出したうえで、表書きが相手に読める向きに注意して差し出してください。

一般的にお葬式イコール仏式のイメージが先行しがちですが、実際には神式やキリスト胸式など、馴染みのない作法が求められるお葬式の場合も想定されます。事前にどの宗教に基づくお葬式のかが確認できるのであれば、事前に自身で正しいお葬式の予備知識をチェックの上で参列されることをお薦めします。